新シリーズ 鉄刃23号!

2010年10月22日

共にガガガ文庫初登場!
作:舞阪洸先生 イラスト:ゴロボッツ先生の
『スーパーロボッ娘 鉄刃23号』が10月新刊で絶賛発売中。

一人暮らし男子高校生・鷹斗(たかと)の前に
突如現れた、メイド型!?ロボの弥茂祢(みもね)。
なんでも命令してよい、てなことをおっしゃってくれますが、
どうもその行動様式はH方向への傾斜度が高く…
つーか、下ネタトークが最も得意なご様子。

なんでそうなっちゃったかは、
一読していだいてのお楽しみということでよろしくお願いいたします。

もちろん、「スーパーロボッ娘」の名に恥じない
活躍も十分ございます。
エロトーク&アクションという新体験をぜひ本書で!

編集部<石>でした。


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RIGHT×LIGHT10発売記念サイン会ついにせまる!

2010年10月21日

読者の皆様、大変に感謝です。
編集部一同、あつく、あつくお礼もうしあげます!

読者さまにあたたかく支えていただきながら、ついに魔法少女学園ストーリー「RIGHT×LIGHT」シリーズが、ついに2ケタめの巻に突入いたしました!


RIGHT×LIGHT 10
~たゆたう方舟と泣かない英雄~


今回は「墜ちた英雄」にまつわるお話です。
大切なひとを奪われた。勝負に敗れた。それでも。
自分はまだ戦える。戦わなくてはいけない。戦いたいと願う! 傷ついた少年の苦悩と葛藤。
その果てに見える一縷の希望……! 成るか? リベンジ戦?
力強い内容です。ツカサ先生のみなぎる筆力を感じてください! 近衛先生のイラスト、圧倒的なパワーを感じてください!


そしてそして……!
10月23日15:00~、有隣堂ヨドバシAKIBA店で開催を予定しております、RIGHT×LIGHTシリーズ10巻発売を記念しての「ツカサ先生&近衛乙嗣先生」サイン会!
おかげさまで定員を遥かに上回る数をご応募いただき、締め切りをさせていただきました!
本当に、本当に、ありがとうございます!

今週の、土曜日です!
みなさま、秋葉原でおあいいたしましょう!!!!!

サイン会当日は、

RIGHT×LIGHT特製カラ―イラストフォトペーパー(イラストは近衛先生に今回のサイン会のために描きおろしていただいたカラ―イラストですっっ!) !!!!!!!!!

を、みなさまに配布し、そこにツカサ先生、近衛先生がサインをする予定です☆
この描き下ろしカラ―イラストが、また、本当に素晴らしい力作なんです! ここでお見せできないのがすごく残念なくらいに、素敵なしあがりになっております。
どうか楽しみにお待ちください!


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邪神大沼5巻目 ~さようなら、グールC~

2010年10月19日

jo5.gif
 
『じんわり君臨!! 邪神大沼5』が10月19日(火)に発売となりました。
 著者の川岸殴魚先生は、twitter上で「18日発売です!」と連呼されていましたが、19日です。
 著者の川岸殴魚先生は、発売日ということで浮かれて散髪に行かれたそうですが、その日は発売日の前日です。
 改めて散髪されることをオススメします。五厘にでも。
 
 さて今回の「邪神大沼」は、時事ネタワッショイ! ということで選挙ネタ!
 企画打ち合わせした段階ではまだ、総理大臣は鳩山さん。
 ネタの選定は完全に見込み!
 発売予定の10月には、時節に合わない物語になっていた可能性もあったのですが……。
 あれ?
 まあ、選挙とはいえ生徒会だからいいですかね。生徒会長グールだし。
 
 そしてこの巻では、「邪神大沼」らしからぬ、感動的な展開が……!
 その内容は、ご自身の目で確かめてください!
 ……ちなみに182ページあたりですよ!
 
 
 キングオブコメディの優勝を喜びつつも、「虎ノ門」時代のエレキコミックを思い出し、もう少しなんとかならんかったのか……ともどかしい! (ぐ)でした。

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ここガ知りたい! ガガガ特捜部 ~編集部ログ編~

今月もガ報10月刊[ここガ知りたい! ガガガ特捜部]に載せきれなかった先生方の回答を編集部ログにて掲載します!!


今回、質問を送ってくれたのは、長崎県にお住まいの、しゅんさん24歳。


質問を送ってくれて、ありがとうございます!


今回の質問はコレっ!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

物置を整理していたら、子供の頃ハマっていたミニ四駆が出てきました。先生方は子供の頃にハマったオモチャってありますか?


それでは先生方(※敬称略)からの回答をご覧ください。どうぞ!!!!!!!


相磯 巴
質問者様とは同世代ということで、私も「ミニ四駆」にハマっていたクチです。ショック吸収タイヤ派でした。


日日日
「ビーダマン」ですね。サンタクロースがクリスマスに届けてくれたのですが壊れていて、まさかサンタさんをつかまえて「不良品だこれ!」と言うわけにもいかず立ちつくした記憶があります。「そっか…サンタさんはべつに僕のことが好きでプレゼントをくれるわけじゃないんだ…」って思った。


浅井ラボ
「キン肉マン消しゴム」いわゆるキン消しですね。お陰でなにかを収集するという癖がなくなったのでありがたいことです。


鮎川 歩
「ミニ四駆」「ハイパーヨーヨー」「ビーダマン」「ベイブレード」……。当時、世界の命運を握ったり、軍用に開発されたりしていた類の玩具は一通り手をつけていた記憶があります。


荒川 工
中古のシャープ製「8bitPC・MZ-700」。クロック周波数3.58MHz、メモリ64KB……。だけど機能以上のスペックとして「夢(!)」が搭載されてたもので、お猿さんみたくハマりました。


石川あまね
ピコピコ(「ファミコン」の我が家での呼び名)。


一柳 凪
「ゲームブック」(おもちゃ……?)。


大泉りか
えーと。17歳は子供ですか?子供と認めていただけるなら渋谷の道玄坂途中の地下の店で買った肌色の……。


犬村小六
タミヤの「ウォーターライン」シリーズ。お年玉を全部費やして連合艦隊の重巡以上のはほとんどそろえた。その代わりガンプラは一切買えなかった……。


大谷 久
私はブロック遊びにハマってました。自分で考えた不思議な建物を作るのが好きでしたね。今でもおもちゃ屋さんで見かけると、ブロック魂がうずいてしまいます。


香月紗江子
時代を感じますが、紙製の着せ替え人形を集めてましたね。もちろんリカちゃん人形もありましたとも。


樺山三英
キン消しこと「キン肉マン消しゴム」。あれずいぶんいっぱい持っていたと思うんだけど。どこにやったのか思い出せない。アシュラマンとか、よい造形してたなあ……。


仮名堂アレ
「ポッピンアイ」です。半球の形をしたゴムの玩具で、裏返して置いておくと戻る力で跳ねるんです。いつ跳ねるかわからないドキドキ感にハマってました。


川岸殴魚
「メガドライブ」です。スーパーファミコンユーザーに一方的な敵意を持ちながら、『マイケル・ジャクソンズ・ムーンウォーカー』などをやりこみました。ムーンウォークは沼地の移動が速くなります。


神崎紫電
カードゲームをよくやりました。「ポケモンカード」「マジックザギャザリング」「遊戯王」どれも財力の違いで友達に惨敗して歯ぎしりしながら眠った記憶があります。結局実弾(資金)が物を言うという世の中の真理を学びました。いやな世の中ですね。


陸 凡鳥
『電撃戦隊チェンジマン』の「パワーバズーカ」です。5人それぞれの武器が合体し、ひとつの強力な砲になる。当時はこのアイデアが斬新で、子供心を引きつけられました。


小木君人
携帯ゲーム機の元祖「ゲームウォッチ」の『オクトパス』を夢中になってプレイしてました。点数表示が3桁までなので、999点を超えるとどうなるのか? を確認するために死ぬほど頑張りましたよ。……000点に戻っちゃうだけだったんですけど。


桜 こう
「ゲームウオッチ」の『ファイア』。クラスメイトの女の子と、敗者は勝者の言うことをひとつ聞くという条件で勝負しました。桜が勝ちました。今ならよこしまなリクエストをいくらでも思いつくのですが、そのときは「掃除当番代わって」が精一杯でした。


鮫島くらげ
小学生のころ合体ロボにハマってました。お菓子の空き箱で自作したやつで、友達に見せたこともあります。「これ、俺が作ったロボ。すげえだろ! ウイーン、ウイーン、ガシャーン!!」……ドン引きされました。


至道流星
小学生のころ「LEGOブロック」に凝ってました。


ツカサ
一番ハマっていたのはカードダスでしょうか。「ドラゴンボール」とか「SDガンダム」のキラカードを友達と交換したりしてました。


中里 十
「ファミコン」です。四角ボタンのコントローラが自慢でしたが、壊れて修理に出したら丸になって戻ってきました……。


永川成基(ストーリーライダーズ)
小学生の頃、ガンプラこと「ガンダム」のプラモデルが大ブームでハマりにハマったものです。ガンプラは品薄でなかなか手に入らなかったので、朝から並んだり、遠くのデパートまで遠征したり(そして地元の小学生と抗争)してました。それでも人気のあるのはなかなか手に入らず、売ってるのを見つけたけどお金をもってない! なんて時は別の売り場に隠してお小遣いをねだりに帰ったりしてました。今思えばプラモをつくるより手に入れる過程の方が楽しかったかも……。


七月隆文
「ラジコン」(RCカー)。


はせがわみやび
オモチャで遊ぶより本を読んでいる時間の方が長かったです。ケンダマ、ヨーヨー、ベーゴマ、おはじき、お手玉……と、ひととおりはハマりましたけど。あ、むしろ大人になってからのほうが、飽きずにしつこくハマっているおもちゃがあるですよ! パソコンは、大きなオモチャですっ。


羽谷ユウスケ
家庭用の小さい「ワニワニパニック」。やりすぎてワニが胴体からもげた記憶が。


原田源五郎
「ガンダム」のプラモデルをよく作ってました。変形する機体が好きで、完成した後にかちゃかちゃ変形させすぎて壊してしまうことが多かったです。


政木 亮
「飛行機集」とかハマりましたね。全9集くらい出てて、本を直接切り抜いて作る紙飛行機です。セメダインを使って作るのですが、量の調整が難しく、良く飛んだり飛ばなかったり。上手い人なんて、5分くらい飛ぶものを作ったりもしてました。第5集「競技用機集」なんかは、滞空時間も長く、良く飛ぶ飛行機でしたね。


三上康明
マジレスします。「メカ生体ゾイド」。Wikipediaのやたらな充実ぶりを見てもゾイド愛好家が不滅であることを示すほどに私の幼少期を彩った存在。


水市 恵
水市も「ミニ四駆」で遊んでいましたが、それ以上にハマったのはポケモンカードです。水ポケモンのオーダイルを大暴れさせて、勝率9割を誇っていました。その勢いのまま公式大会に挑戦したのですが、一回戦で弱点の草ポケモンに虐殺されました。好きなカードは「きあいのハチマキ」、嫌いなカードは「フシギバナ」です。


深見 真
小学生のころ、近所で常識では考えられないほど水鉄砲が流行ってました。電動のやつで。大量の水風船も飛び交って大変でした。


本岡冬成
「メカ生体ゾイド」(電池で動いていた時代)。ウルトラザウルスを誕生日に買ってもらって、本当に嬉しかった。ここで言います。ありがとうお父さんお母さん。


山川 進
いろいろあるけど、やっぱり一番は「ファミコン」ですね。なけなしの小遣いで買ったゲームはたとえクソゲーでも意地になってやり込んだものです。バンゲリングベ……。


ゆずはらとしゆき
『火吹山の魔法使い』や『ソーサリー』とか「ゲームブック」は自作もしたほどハマってました。でも、テーブルトークRPGやメールゲームには行かなかったんですよね……。(理由:小学生の小遣いであんなブルジョアな遊びができるか)


渡 航
「ミニ四駆」「ハイパーヨーヨー」「ビーダマン」。別にコロコロコミックに媚を売っているわけではないですよ? 媚を売るつもりならベイブレードも加えています。


――先生方のコメントを読んで、子供の頃を思い出して懐かしんだ人も多いのではないでしょうか? 読者の皆さまはおもちゃにどんな思い出がありますか? 
それでは次回の特捜部をお楽しみに!! 

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GAGAGA WIRE を更新しました

ガガ文庫編集部(ミ)です。
ガガガ文庫公式サイト「GAGAGA WIRE」更新しました!
  
2010-10-19.jpg
 
「新刊情報」に10月新刊の試し読みリンクなどを更新しました!
http://www.gagaga-lululu.jp/gagaga/newrelease/
  
「刊行予定」の11・12月刊情報を更新しました!
http://www.gagaga-lululu.jp/gagaga/release/
 

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ペインキラーしじま

2010年10月18日

こんにちは。編集部山田です。そろそろガガガ10月刊が書店さんに並ぶころですね。
 
さてさて、先日の一柳凪×『時間商人』とは逆の、水市恵×『ラブコメ禁止ですの!』短編です。
お楽しみください……。 
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『時間商人』の水市恵です。この度、一柳凪先生の『ラブコメ禁止ですの!』の掌編を書かせていただきました!
『ラブコメ禁止ですの!』には、1巻の時点でヒロイン候補が4人いて、水市はその中でも「音無しじま派」です。早乙女や蛍火の影に隠れがちですが、無口でクールなのにヘビメタで雀鬼でバイオレンスという、ギャップがいいのです。(全部本当というところがすごい)
掌編を書くにあたって、奇をてらって唐津田くんをプッシュするという手も考えましたが、水市の実力では彼のビートを刻むのは到底無理だとわかったので、音無さんをフィーチャーすることにしました。恋愛実験部の彼らの日常は、きっとこんな感じだと思うのです。
ご興味を持たれた方は、本編の1巻、2巻をお求めになってお楽しみください!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 
 
『日直の日に』(著/水市恵)
 
                              『ラブコメ禁止ですの!』シリーズ
                               (著/一柳凪)より

 
 授業が終わり、おれ、久瀬時雄はいつものように恋愛実験部の部室に向かう。普通の部室ではない。この芙蓉学園は少し前まで生徒間のラブコメ的な行動を厳しく取り締まっていたので、隠れて活動するために、この部の部室は地下にある。
 ドアを開けると、女子生徒がひとり席に座っていた。
 幼い顔立ちに、ちびっこい体。微動だにしない無表情。伏し目がちに雑誌を読んでいる。
 音無しじまだった。
 他にも早乙女と蛍火という部員がいるけれど、ふたりはまだ来ていないようだ。
 音無とふたりきり。無口な音無と場を持たせるのは、正直ちょっと難しい。
 おれはちょっと寝不足気味だった。クラスで日直の仕事があったので、いつもより早起きして登校したのだ。朝が弱いおれにはちょっと辛かった。あくびまじりに鞄を置いて、脱力気味に座る。
「今日はちょっと寝不足だなあ。日直になっちゃってさあー……」
 話のきっかけになればと思ったけど、おれの言葉に返答はない。
 音無はこちらに興味がないのか、あるいは存在に気づいてすらいないのか、うつむいたまま、顔を上げもしない。
 もともと無表情で、愛想のない奴なんだ。手元には漫画雑誌を広げていて、熱心に見入っている様子だ。さすがは漫画家志望といったところか。漫画を読んでいるというよりは、研究しているのかもしれない。
 耳には愛用の大きなヘッドホンを装着していて、おれが入ってきた音も聞こえていないようだ。それもそのはず、音無の聴く音楽はヘビメタ。常人の頭脳を破壊するような大音量設定で、それはそれは凄まじい。ただの音楽プレーヤーなのに、一瞬で人を昏倒させる凶器、もしくは兵器としても使えるシロモノだ。(この辺のことは是非『ラブコメ禁止ですの!』第1巻を参照願いたい!)
「おーい……。おおーい!」
 おれは手を振りながら呼びかけてみるが、音無に反応はない。外部の音は完全に遮断されている。
 うーむ。
 こういう場合、肩を叩いて気づかせてやるというのはどうだろうか。べ、別におかしくないよな? だって、声で呼びかけて気づかないんだから、肩を叩くくらい問題はないはずだ。別に女子に触りたいわけじゃなくて、正当な理由があるんだから!
 しかし、華奢だよな、音無って……。小学生と言われても違和感のない、小柄な体。強く叩いたらそのまま飛んでいってしまいそうな気がする。その場合、倒れている音無を抱き起こしても問題ないよな? むしろ、それが男としての義務だよな?
 あるいは、そうだ、肩を叩くの以外だと、目の前に手をかざすのが一般的かもしれない。漫画を読んでいる視線を遮るように手をかざせば、さすがの音無もおれに気づくだろう。その際、おれの手が勢い余って音無の身体に触れてしまっても、それは不可抗力というやつだ。うん、まったく問題ない。
 もしそうなったら、こいつ、どんなリアクションをするんだろ。普段無表情で、驚いた様子とか全然見せないから、すげえ楽しみ!
 肩を叩くか、目の前に手をかざすか、それを考えながらおれは立ち上がる。ヘッドホンがあるから警戒は無用だろうが、念のために音を立てないように気をつけながら、そぉーっと音無に近づき……、
「すぅ、すぅ」
 ん?
 規則正しい、安らかな呼吸音。
 
 意外! それは寝息ッ!
 
 よくよく見ると、頭が小さく上下している。音無は漫画を読んでいなかった。目をつぶって、うたた寝していたのだった。
「何だ、もしかしてお前も日直だったのか?」
 眠ってやがる……、早すぎたんだ(朝が)。
 そう呟きながら、おれは苦笑して音無の寝顔を眺める。起こさないように、そっとしておいてやろう。
 しかし、子どもみたいな外見の音無だけど、こうしているとよりいっそう子どもみたいで、あれ?  やばい、ちょっと本気でかわいいぞ?
 このまま見続けてしまうと、おれの鬼畜皇子とかいう不名誉な二つ名に、ロリコンが追加されてしまいそうだ。慌てて目を逸らす。
 おれの眠気は、すっかりどこかに飛んでしまっていた。
 
 数分後、早乙女たちが入ってきた。音無が眠っていることを伝えると、早乙女は「えい!」と軽い感じで音無の頭からヘッドホンを引っこ抜いた。
 大音量のヘビメタが漏れてきてびびったけど、音無はそれでぱっちりと目を覚ました。不思議そうな表情で小刻みに瞬きし、自分の頭をぺたぺたと触る。ヘッドホンがなくなったことに違和感があるようだ。
「……って、音無、ヘビメタをこんな大音量でかけっぱなしで寝てたのかよ! お前にとってヘビメタは子守唄なのか! そしてこの掌編、音無をフィーチャーとか言いながら、音無は寝息以外発言してないじゃないか!」
 おれのツッコミに対して、音無は表情を変えず、小首を傾げて「おやくそく?」と言うだけだった。

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『セク研!』をはさんで……大丈夫か?

編集部☆です。
 
一柳先生と水市先生の交換アンソロ短編に、 
このブログで挟んじゃって大丈夫か? 
ネタをかぶせたので問題ない。
 
…………
ということで、『セク研!2』発売を記念しまして、大泉先生も誰かとアンソロを!?
いいえ違います。
すべての作品をエロく変えてしまう恐れがあるため自重。
 
……

……ということで、以下のようになりました!

sec2syoei.gif



どうも大泉です。『セク研!2』
もう読んでいただけましたでしょうか?
 
まだの方はぜひ、書店さんへとゴーしてくださいね!
 
というわけで、今回は『セク研!』取材のために、私が身体を張って(!?)
調査しました、百合体験取材メモを公開いたします~。
 


「私の百合体験記」

※大泉りか取材ノートより



千葉県出身Dさんの経験談
 
「高校生の頃なんですが、めちゃくちゃ女の子にモテてたんです。
当時、わたしは演劇部。脚本を担当する傍ら、主人公の男性役を自分で演じたりしていました。そのせいか男子もいるフツーの共学校だったんですけど、バレンタインディに大量のチョコレートを貰ったり、廊下を歩いていると、後輩(♀)たちが『キャーッ!』と黄色い歓声をあげたり、“女子モテキ”とでも言えばいいのか、とにかくまぁ、よくモテた。
 そんなある日、部室で、先輩(♀)に突然抱きしめられたんです。そして『可愛いね、キスしたくなっちゃった』って囁かれて、そのまま唇に唇が……ファーストキスだったんで、『男の子としたかったなぁ……』と心の中で嘆きつつも、女の子の柔らか~い唇も悪くないな、なんて、ちょっと気持ちよくなったりしちゃって……」
 
 
東京都出身Hさんの体験談
 
「小学校の時のこと。好きな女友達がいたんです。どうしてもその子と『キスしたい』と考えていたわたしが編み出したのは、間接キス戦法。遊んでいる最中に自分の飲み物を渡して『飲みなよ』って。当然、向こうはわたしが性的な目で見てるとかは知らないから、無邪気にゴックンと。
 それで、5人のグループ、全員とキスをしました。ふたりで、一本のうまい棒を分け合って食べたりとか。今思い出しても、甘酸っぱい思い出です」
 
 
東京都出身Oさんの体験談

 
「去年のことなんですが、友達の某体験漫画家さんと一緒に、女の子オンリーのクラブイベントに潜入したんです。
某雑誌に載る『レズナンキャノンボール』っていう企画で、女の子をナンパして、メールアドレス交換、キス、それ以上……と、いろいろといたす度にポイントゲットができて、最終的に誰が勝つか、という趣旨だったんですが、女の子って女の子が相手だと、とにかくガードが低い。
宮崎あおい似の美容師さんとチューしたり、ショートカットでボーイッシュな椎名林檎似の女子のノーブラおっぱいをTシャツの上から揉んだりと、こんな簡単に身体を許しちゃっていいの!?とナンパしてるわたしが心配するほどのヒット率。
それも、話を聞くと、皆、普通に彼氏とかいる子ばかり。
わたし自身も、もしもこの企画、対男の子だったら断ってたと思うんです。女の子が相手だったから……わたしもガードも、やっぱり下がっちゃったってことですね(笑)」
 
 
……まぁ、最後のOさんはわたしなんですけれども。
 
けれど、女の子同士って意外とゆるゆるといちゃいちゃしたりするんですよねー。
 
というわけで、ただいまセク研!3に向けて構想考え中です。
 
よりえっちにパワーアップした3巻で皆様、お会いしましょう☆
 
それでは、すべてをエロに変えられる覚悟をして、次回大泉先生とアンソロバトルを
ご希望のガガガの(勇気ある)先生方を募集して、今回のブログを締めてみる
編集部☆でした!

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そんな装備で大丈夫か? 一番いいのを頼む

2010年10月15日

時間商人4.gif
ラブ禁2.gif

いつもガガガ文庫お読みいただきありがとうございます。編集部山田です。
ガガガ文庫10月刊の発売日が迫ってまいりました。
 
若干恒例(?)になりつつある企画ですが、『ラブコメ禁止ですの!2』を執筆された一柳凪先生と『時間商人 トキタの死期、カナタの思恋』を執筆された水市恵先生がブログ用に交換アンソロ短編を書きました!
まずは一柳先生が書いた『時間シャダイ』……じゃなかった、『時間商人』からアップしますね。
ではー。
 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『ラブコメ禁止ですの!』の作者、一柳凪です。
水市先生からお誘いいただき、『時間商人』でショートストーリーを書かせていただくことになりました。
時間商人を営むトキタやカナタにも、きっと不老不死ならではの苦労があるじゃろう……なんて想像してみたところ、できあがったのがこのお話です。他の案として『不老不死も楽じゃない』『不老不死が多すぎる』『不老不死殺人事件』なども考えてみたものの、自主規制的にボツりました。
なお、コメディに仕上げるためにカナタがかなり変なキャラになってしまいましたが、『時間商人』本編ではこんな性格ではありませんので(のはず……ですよね?)、あしからず。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
『変わった客  A Strange Guest』(著/一柳凪)
 
                              『時間商人』シリーズ
                               (著/水市恵)より

 
 
 時間商人の店には、いろいろと変わった客も訪れる。
 
「『健康』を極めたいんですよ」
 その日、トキタの元を訪れたのは、まことに変わった客だった。
 時間商人であるトキタは、都会のとあるビルの地下に店を構えている。
 時間商人――それは不老不死を売る者。代価として支払われるのは、客の寿命十年間か、それに相当するだけの現金。
 トキタはいつものように、応接のテーブルを挟んで客と相対していた。
 そばには、助手のカナタが白猫のミケを抱いて控えている。ミケには、時間商人を必要としている人間の気配を感じとるセンサーのような能力がある。今日の客もまた、ミケが発見しカナタがこの店まで引っぱってきたのだった。
 不老不死を求める者たちの願いはさまざまだ。人の数だけの理由が、想いがある。長らくこの商売を続けていれば、時には風変わりな客に当たりもする。
「健康を、極める……?」トキタは当惑気味に問い返した。
「そうです。僕は、自分の健康を害されるのが何より怖いんですよ」
 目の前の客を、トキタはまじまじと観察する。
 真田と名乗ったその男は、小心そうな口調とは裏腹に、筋肉みなぎる体つきをしていた。毎日鍛えこんでいるのだろう、その屈強な体格は、死という概念を跳ね返そうとでもしているかのようだ。
「失礼ですが、ずいぶん健康そうに見えますが……」
「ええ、僕は健康に命をかけてきました。この世の誰よりも健康になりたい……毎日、八時間の筋トレと四十キロのジョギングを欠かしたことはありません。もちろん食事にも気をつかっています。二十五キロの生肉と十九種の生野菜。食後にはプロテイン他のサプリメントも大量に摂取している。それに、健康グッズと名のつくものは必ず試してみることにしています」
「す、すごいですね……」そばで聞いていたカナタが呆れ顔になる。
「健康のためとあれば、このくらい簡単なことですよ。おかげで生まれてこの方、病気ひとつしたことがない。たとえダンプカーに跳ねられても死なない自信があります」
 そこまで話したところで、真田は表情を曇らせた。
「でもね……、それでも完全には安心しきれないんですよ。いつ何が起きるか予測できないのが人生というものでしょう。万が一、億が一でも死の可能性が存在するなら、排除しないと気が済まないんです。僕は気が小さいものですから」
 もちろん、いくら健康な人間であれ、不慮の死が降りかかる可能性は常に存在する。だからこそ、時間商人という商売が成り立っているわけだ。
「なんでも、時間商人と契約を結べば、契約期間の間はケガにも病気にも悩まされることがないって噂じゃないですか! それこそ、僕の理想の生活です」
「たしかに、この店では不老不死を扱っております。支払い方法は二通りございまして、お客様の寿命を十年間いただくか……」
 契約書を差し出しながら、トキタは取引の内容について説明する。
「ええ、かまいませんよ。健康のためなら寿命くらい惜しくありませんとも!」 
 真田の言葉を聞いてカナタは、どこか本末転倒したような論理だという気がした。
「さっそく契約したいんですが、その前にひとつだけ確認しておきたいことがあります。あなたが本当に不老不死なのかどうかを、ね」
「ああ、疑問に思われるのは当然ですね。では……」
 時間商人・及び不老不死というものに対して、客が懐疑的になるのは無理もないことだ。そんな客に対して、自分が不老不死であることを示すために、トキタはちょっとしたパフォーマンスを演じてみせることにしている。
 トキタはカナタに命じて、一本のゴルフクラブを持ってこさせた。それを客の手に握らせる。
「そのゴルフクラブで、私の体を思いきり打ってください」
「へえ……?」真田は不思議そうな顔をした。「本当にいいんですか?」
「どうぞどうぞ」トキタは平然と促す。
「自慢じゃありませんが、僕の腕力はギネス級ですよ?」
「かまいませんとも」
「それじゃ、遠慮なく」
 真田は手にしたゴルフクラブでフルスイングして、トキタの頭を殴りつけた。
「ナイスショット――!」
 強烈な衝撃でトキタの体は壁に叩きつけられた。しかし、不老不死の身体ゆえに傷は一瞬にして回復する。
「これで信じていただけましたか?」
 何事もなかったかのように立ちあがりながら、トキタは言った。
 普通の客ならばここで驚きの声を上げるところだが、この真田という男は例外だった。
「いや、冗談はよしてください。それくらいなら僕だってできる」
「は……?」
「ゴルフクラブで殴られるくらい、僕だって平気ですよ。ダテに体を鍛えてるわけじゃない」
 にこやかに笑いながら、真田は腕を折り曲げて見事な力こぶを作ってみせる。
 トキタはしばし言葉に詰まったのち、「では、これではいかがでしょう」と一本のナイフを取り出した。鋭い刃先を自分の手に突き刺してみせるが、その傷は見る見るうちにふさがってしまう。
 超自然の現象を目の当たりにしても、相手は、
「いやいや、僕の体だったらまずナイフが刺さりもしませんから」と、こともなげに言う。「やれやれ……不老不死って、その程度のものなんですか?」
 普段は冷静沈着なトキタの顔に、かすかな苛立ちがよぎったのを、カナタは見逃さなかった。
「……これは手強そうですね」カナタは呟いた。この客を納得させるためには、もっと過激なパフォーマンスを行う必要がありそうだ。
「じゃあ先生、次はこの日本刀でお願いします!」新たな凶器を取り出して、二人の間に差し出す。
「待ちたまえ、カナタ。一体どこからそんな武器を……?」
「いざという時に備えて用意しておきました!」
 えへん、と胸を張って答えるカナタ。
「先生なら、これくらいへっちゃらですよね!」
「あ、ああ……、もちろんだとも」トキタはぎこちなく頷いた。「時間商人たる者、日本刀の一本や二本、恐れるわけないじゃないか」
「それでもダメなら、このボウガンで……」
「このナタで……!」
「この手榴弾で!」
 不気味なまでの用意周到さで次々と武器を取り出すカナタに、トキタはたじろぐ。
 傷はすぐに治るといっても、痛覚はある。攻撃される瞬間の痛みは耐えがたいものだ。それでも、時間商人としての誇りにかけてトキタは、客に対し自分の不老不死を証明してみせねばならなかった。
「このライフルで!」
「このロケットランチャーで!」
「カチカチに凍った冷凍マグロで……!」
 トキタにとってその日は、かつてなく長い一日に感じられた。
 最終的に、真田を納得させ契約が結ばれるまでには、八時間余りを要した。
 
「……あの人、わざわざ契約する必要なんてなかったんじゃ?」
 ずいぶんと長居した客が帰ってから、カナタはトキタに話しかけた。
「生身のままであそこまで不死に近づいた人間は、初めて見たよ」トキタは疲れ果てた顔に苦笑を浮かべた。
「とはいえ、さすがに老いまで遠ざけることはできなかっただろうから、契約は無意味というわけじゃない」
「でも、健康を願うあまり、結果として寿命は短くなっちゃったわけですよね……」
 釈然としない様子のカナタに、トキタはこう続ける。
「時間商人がお客様に提供するのは不老不死という可能性であって、結果については僕の関与するところじゃない。あの人がそこまでして健康を手に入れたいと望むなら、こちらとしては何の問題もないよ」
「そういうものですかー」
「そういうものです」
 筆舌に尽くしがたい苦しみと引き換えに完成した契約書を、大切にしまいこむ。それからトキタは、部屋中に散乱した武器の数々を眺めた。
「……それにしても、カナタ。君、武器商人に転職した方がいいんじゃないかね?」
「さりげなくリストラ宣言ですかっ!? 」
「本職顔負けの品揃えの良さだしね」
「うーん、武器商人も楽しそうですけど……」
 トキタの冗談に、カナタは一瞬だけ本気で考えこむ。そして、にっこりと笑って首を振った。
「それでも私は、やっぱり時間商人の助手がいいです」
 時間商人の店には、いろいろと変わった客も訪れる。
 だからこそ面白いのだ――と、健康に取り憑かれた客の顔を思い出しながら、カナタはそう思った。

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第5回小学館ライトノベル大賞

2010年10月 8日

 
9月末日(当日消印有効)で応募締め切りさせていただきました、
第5回小学館ライトノベル大賞
ガガガ部門に、今年もたくさんの作品をいただきまして、誠にありがとうございました。
  
 
非常に多数の力作が今年も編集部に集まっております!
 
 
正確な応募総数は、11月18日刊のガ報および、
こちら公式HP「GAGAGAWIRE」にて後日発表させていただきます!
 
現在、編集部にこんもりと積まれている皆様の力作の数々を眺めながら
早く作品を読みたくて、編集部一同うずうずしております~。
  

また、審査結果も、随時、公式HP、ガ報にてお知らせいたします。
厳正なる審査を心がけ、気合いを入れて皆様の作品を読ませていただきますので、
しばしお待ちくださいませ。

 
また、今回の応募の際に、受領はがきをご希望された方は、
おそらく来週末までにはお届けできると思います。
 
 
編集部☆でした

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GAGAGA WIRE を更新しました

2010年10月 1日

ガガガ文庫編集部(ミ)です。
ガガガ文庫公式サイト「GAGAGA WIRE」を更新しました!
 
gagaga_flash201010.jpg
 
 
トップページを更新しました!
http://www.gagaga-lululu.jp/gagaga/
  
10月刊のあらすじとキャラクター紹介、11月刊情報を更新しました。
http://www.gagaga-lululu.jp/gagaga/release/
 

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