〈チキチキ新人作家アンソロバトル〉小木君人先生が書く『邪神大沼』の○○かわいいよ、○○
2010年06月25日
第一回チキチキ新人作家アンソロバトル、ラストを飾るのは小木君人先生です。
いやー、昨晩深夜は全国民注目の『クドわふたー』発売でしたね。
トゥーリオも「日本人になれたことを誇りに思います」って言って泣いてた。
さて、クラシカルでハートフルなラブコメとJOJOをこよなく愛する小木先生が『邪神』なんてボッコボコにしてやんよ!(ネギで)という思いを込めて書いたかもしれないシュートな(プロレスじゃなくてシュートな←大事なことなので二度言いました)『邪神大沼』二次創作です。
では小木先生どうぞ!
この物語は小木君人の妄想であり、実在の『邪神大沼』とは異なります。間違ってもオフィシャルなストーリーではありませんので、ご注意ください。
『在りし日の露都』(著/小木君人)
(著/川岸殴魚)より
とある小学校、四年生の教室にて。
〝勇者処たなか〟十五代当主である田中尾留手画の娘・露都は、クラスメートたちが「先生、さようなら」とお辞儀をしている間に動きだした。
「行くぞ勇児!」
「ま、待ってよ、露都ちゃん。僕、返さなきゃいけない本があるから図書室に……」
あたふたとランドセルを背負う堀勇児。露都とは、小学一年生のとき、同じクラスになって以来の仲である。お互いの家も近く、毎日一緒に帰っている。
「本なんて明日でいいだろ! それより特訓だ!」
露都は勇児の手をぎゅっとつかむと、勢いよく駆けだした。強引に引っ張られ、何度も転びそうになりながらあとに続く勇児。
クラスメートたちにとってはもはや見慣れた光景だった。引きずられていく勇児を憐れむような目で見送りながら、淡々と帰る準備する。
「えい! なんとかストラッシュ!」
ごんっ。
露都の振り回した棒きれが勇児の側頭部を打つ。
「痛いっ! ……うわ~~~ん、露都ちゃんがぶったぁ~!」
へたり込んで泣きだす勇児。
二人は学校近くのさびれた公園にいた。ベンチはボロボロで、唯一の遊具であるブランコには〝使用禁止〟の札が貼られている。二人以外でこの公園にやってくる子供は滅多にいない。
「泣くな、勇児! っていうか、あれくらいよけろ! 今日は回避率の高いゴーストと戦うシミュレーションをしてるんだぞ!」
「む……無理だもん。……僕、ゴーストじゃないもん……!」
大粒の涙をこぼしながら、勇児は恨めしそうに露都を見上げる。
一人前の勇者を目指す露都は、放課後の〝特訓〟を欠かさずにいた。つき合わされる勇児はたんこぶや生傷が絶えない。
「ええい、情けない奴! まったくスライムなみの弱さだな、勇児は! そんなんじゃ将来私のパーティーに入れてやらないぞ!」
「うわ~~~~~~~~ん! 露都ちゃんの意地悪~~!」
露都の叱咤に、勇児はますます泣きじゃくった。
空が赤くなるまで特訓は続いた。
「勇者ごっこは構いませんけどね、棒きれで人の頭を殴るなんて冗談じゃないわッ!」
夜の七時過ぎ、勇児の母親がやってきて〝勇者処たなか〟の戸をガンガンと叩いた。息子の頭に出来たたんこぶに気づき、怒り心頭に発して抗議しに来たのだ。
「息子になにがあったのか聞き出すまで二時間もかかったんですよ! 親に言いつけたらもっといじめるって、露都ちゃんが脅してたんじゃないんですか!?」
すさまじい剣幕でまくしたてる勇児の母親。田中尾留手画は「本当にすみません」と何度も繰り返しながらぺこぺこと頭を下げた。
露都も頭をつかまれ、無理やりに下げさせられる。
(ふん……あれは勇児の特訓でもあるんだ。多少の怪我は当たり前じゃないか)
勇児の母親が帰ったあと、今度は尾留手画にたっぷりと説教をされたが、露都は最後までごめんなさいとは言わなかった。
「行くぞ勇児!」
翌日の放課後、相変わらず露都はフライング気味に席を離れ、勇児の手をつかむ。そのまま走りだす。
しかし今日の勇児は抵抗した。腰を落とし、脚を踏ん張る。つないだ手が外れてしまい、露都は怪訝な顔で振り返った。うつむく勇児がおどおどとつぶやく。
「お母さんが……もう特訓はやめなさいって……」
露都の頰がひくっと動いた。いらだたしげに勇児を睨む。
「お母さんに言われたからァ? まったく本当に情けない奴だな、おまえは」ハァッと、乱暴にため息をつく。
「親に言われたらなんでも言うことを聞くのか、このマザコンめ」
その言葉を聞いた瞬間、勇児はバッと顔を上げた。
怒っているような、今にも泣きだしそうな目でじっと見つめられ、
「な……なんだその顔は……」露都は思わず一歩退く。
「ぼ……僕だって……」
勇児の肩がわなわなっと震えた。
「ずっと我慢してたけど……僕だって、ぶたれたりするの、嫌だったもんッ!」
ランドセルをひっつかみ、勇児は教室を飛び出す。
二人が友達になって初めての反逆。露都は一瞬ぽかんとしたが、慌ててあとを追い、廊下を走る勇児の背中に怒鳴りつける。
「お……おまえなんて絶対私のパーティーに入れてやらないからな~ッ!!」
勇児は振り返らなかった。
それから数か月が過ぎ、露都は五年生になった。父・尾留手画が活火山の火口に落下して死去。露都が十六代当主となる。
勇児とは、あれ以来一度も言葉を交わしていない。別のクラスになってもときどき廊下ですれ違ったりするが、お互い無言で顔をそらした。
さらに月日は流れ、露都は六年生になり、あっという間に卒業式。
来賓の退屈な話をぼーっと聞き流しながら、露都は勇児のことを考える。一週間前、露都が仕事で家を空けていたときに、彼から電話がかかってきたそうだ。
(勇児はどこの中学に行くんだろう……。家が近いとはいえ、別々の中学になったら、ますます話をする機会はなくなるな……)
勇児から電話があったと聞いて、露都は何度もこちらからかけ直そうと受話器を取った。しかし、かけられなかった。
(あの日の私は言いすぎた。謝るべきなのはわかっている。でも……)
あのときはごめんな、と素直に謝るには時間が経ちすぎた。なにを今さらと自分でも思う。だがしかし、このままでは一生仲直りすることはできない。
(今日は卒業式。これ以上のきっかけは多分もうない)
謝って、許してもらえるだろうか?
(勇児は電話をかけてきた。きっと勇児も、仲直りしたいって思ってくれているはず。大丈夫……!)
やがて卒業式が終わる。卒業生たちは最後のホームルームを受けるために教室へと向かう。露都は勇児のクラスの一団に近づき彼を捜したが見つからない。涙目で洟をすすっている女子の一人に訊いてみた。
「堀勇児くん? 堀くんなら先週引っ越しちゃったよ」
「……え?」
「おうちの急な都合だって。だから堀くんだけ一週間早く、卒業しちゃったんだよ」
露都はホームルームをすっぽかし学校を飛び出した。
走って、走って、勇児の家の前までたどり着く。勇児の家は、昼間だというのに雨戸が閉まっていた。
肩で息をしながら呼び鈴を押す。
しかしいくら待っても、何回押しても、返事はない。
(嘘だろ……こんなのって……)
露都はいつまでも呼び鈴を押し続けた。頭の中が真っ白で、もう自分がなにをしているのかわからない。この行為になんの意味があるのかもわからない。
それでも呼び鈴を押し続けた。
それから数年経ち、露都は高校生になる。
そして邪神・大沼貴幸と出会った。
「くたばれ邪神!」バキッ。
露都の右ストレートが大沼の顔面にヒットする。これといって珍しくもない、朝の光景。
「な、なにするんだよ、いきなり! ひどいじゃないか!」
校庭に倒れ、腫れ上がった顔面を押さえながら大沼が抗議する。
「黙れ! 仲間になりたそうな視線で私のことを見るからだ!」
「言いがかりだ! チラッと目が合っただけじゃないか!」
涙目で露都を見上げる大沼。
その顔が一瞬、勇児と重なって見えた。露都は息を呑んで言葉を失う。
(こ、こいつ……。今気づいた、どことなく勇児に似ている……!?)
邪神なのに未だに倒さずにいるのは、それどころがときには助けてしまったりしたのは――彼に似ていたから?
あの日の罪悪感が蘇る。同時に、あの頃は気づかなかったほのかな恋心も。
露都の顔がカーッと赤くなった。
と――カッポ、カッポ、と蹄を鳴らしながら、大沼の後ろにラクダがやってくる。
「主の忘れ物を届けに追いかけてみれば……。おのれ勇者め、許しませんよ」
ラクダ――明けの明星号――の上から、〝邪神マニュアル〟付属スターターキットのナナが、険しい目つきで露都を睨みつけた。
「……やる気か……?」露都は動揺を隠しながら、背中の長剣をすらりと抜く。
「ちょ、ちょっとやめてよ二人とも!」
慌てて仲裁に入ろうとする大沼。ナナは今度は大沼を睨んだ。
「駄目です。主が殴られたのを黙って見過ごしては、スターターキットの名折れですから。やられた分は百倍にして返しませんと」
「そ、そんな大げさな! それほど痛くもなかったし――ほ、ほら僕、邪神だから!」
「え?」ナナがきょとんとした顔で大沼を見つめる。
腫れ上がった彼の顔面をじーっと眺め、しばらくしてからにこっと微笑んだ。
「なるほど、〝貴様の攻撃など、蚊に刺されたほどにも感じぬわ〟ということですね。邪神らしい見事な威厳と余裕です。さすが我が主、感服いたしました」
ふふふ、と嬉しそうなナナ。大沼も引きつった顔で笑う。
あはは、うふふ……露都にはまるで仲のいいカップルのように見えた。
不意に、それが無性に気に入らなくなった。
「この……邪神のくせに!」ボカッ。
露都の右ストレートが大沼の顔面にヒットする。またぶっ倒れる大沼。
「ひどい! 僕は無益な戦いを避けようとしたのに! あと同じ場所はやめてくれ!」
「う……うるさい! 馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿ッ!」
さっきよりもさらに腫れ上がった顔面を押さえながら抗議する大沼に、露都は〝馬鹿〟を雨あられと叩きつけた。肺の空気を出し尽くすまで〝馬鹿〟と言って、脱兎のごとく走りだす。
大沼たちと十メートル近く離れてから、露都は立ち止まり、くるっと振り返った。
唖然としている大沼に向かって、べーっと舌を出す。
「お……おまえなんか絶対仲間にしてやらないからなーッ!」
捨て台詞を残して、露都は校門を走り抜けた。
『大沼』なのにシリアス展開(?)、そして小学生女子(笑)というあたりに小木先生らしさが出ていたのではないでしょうか! これじゃあ露都じゃなくて炉都だぜ……(違
これにて第一回チキチキ新人作家アンソロバトル、終了になります。
またなにかやるかもしれませんので、お楽しみに!
日常とはこういうことだ……? 『GJ部(2)』
2010年06月23日

本日、アンソロバトル2回目更新! ショートストーリーが重なって、思わず思い出してしまうのは「業界初!?」の四コマ小説『GJ部』!! 2巻が好評発売中です!
1巻の大反響をうけて早めに準備していました2巻では、梅雨~夏休みあたりのエピソードを収録しています。いまの時期にぴったりですね! もちろん、ゆるゆる日常系学園もののキホンも押さえていますよー!
この2~3か月は楽しめちゃいます☆
1巻が発売されて驚いたのは、中高生の女性読者が多かったこと……!
綺羅々の人気が(思ったより)高かったこと……!
いや、私は好きなんですよ! 綺羅々!
でも、読者のみなさん的には、紫音さんとか恵ちゃんなのではないかと(部長は部長なので別格なのです)。
いや、まあ、ダントツの人気は紫音さんなんですけどね……。
あるや先生の描く、かわいいキャライラストの効果かなー? なんて、新木先生と話をしていましたが、やはり紫音さんは、うまくポイントを突いてくる人なのですよね。
2巻ではどんな印象を持ってもらえるでしょうか?
そんなわけで。
雨でじとじとの日には室内で、晴天の日の遠出のお供に、『GJ部』よろしくお願いします!
iPad対応にしたら、一番面白い本な気がする。(ぐ)でした。
<チキチキ新人作家アンソロバトル>原田源五郎先生が書く、「夜来る」のあのキャラ!?
第一回チキチキ新人作家アンソロバトル、続きましては二番手、凶器的切れ味の
シュール異能力コメディで業界を暴走する原田源五郎先生!
暴走しすぎのギャグは時代的にオフサイドぎりぎりとの疑いもある原田先生、
邪神からのキラーパスを受けて「夜来る」読者へシュートを決められるか?
では、原田先生どうぞ!
「今日もオカリナを吹く予定はない」の作者、原田源五郎です。
「夜が来るまで待って」の2巻に登場する、とある黒スーツの男が可哀想だったので、
クローズアップしてみました。メインキャラは全然出てきません。小木先生すいません。
「黒スーツの秘密」(著/原田源五郎)
(著/小木君人)より
「ありがとうございましたー」
買い物を済ませ、自動ドアを開くお客の背中を見送りながら、ふぅと軽くため息をつく。
なぜ俺はコンビニの店員をやっているのだろうか。この間、ようやく念願である槇村家の夜獣抹殺部門の”黒スーツ”として所属が決まったというのに、常に護衛などをするのかと思いきや、仕事は基本的に夜のみで、それも緊急時しか呼び出されないため、どうにも収入が安定しない。なので今はやむを得ず、こうして昼間はバイトをしているのだが、いずれは黒スーツとして活躍し名を挙げて、重要人物の護衛役になってやる。そうだ、あの伽夜お嬢様の護衛なんかいいかもしれない。なんかピンチのときに助けたりしたら恋が芽生えて、うまいこといけば結婚できるかもしれない。とんでもない逆玉じゃないかウヒヒ。いやいかんいかん。妄想している場合ではない。今はバイト中だ。
それにしても、自分が客のときには気がつかなかったが、俺がよく行くコンビニにはおかしな客がやってくることが多い。この前なんて立ち読みどころか、床に寝そべって雑誌を読んでいる若者がいた。自分の家だと勘違いしてるとしか思えん。できれば二度と来てほしくないものだ。
「いらっしゃいま……げ……」
そのとき、噂をすれば何とやら、タイミング悪く問題の寝そべり若者がやってきやがった。ロン毛の茶髪で耳にピアス、それにシルバーアクセを身に纏うその姿は、ちゃらちゃらしたナンパ野郎としか言いようがない。
「おい、あんた」
そいつは偉そうな態度でレジまで歩み寄り、だるそうにしながら俺に話し掛けてきた。にしても店員に向かって「おいあんた」はないだろう。いかにも危険な臭いがぷんぷんしやがる。
「今週号のジャ○プないの?」
いきなりジャ○プとか言い出したぞこいつ。ここは出版社的に考えてサンデーだろ。
別の意味で危険な奴だ。早くお帰り頂きたい。
「……いえ。売り切れです」
「チッくそ。じゃああれはないの? ほらあの、丸くするやつ」
相変わらず生意気な態度で話を続ける若者だ。
「……丸くするやつとは、いったいどういうものでしょうか?」
「ああん? 綺麗に丸くするやつだよ。丸いので丸くするんだよ。わかるだろ」
わかるわけがない。さっきから丸くするという情報だけしか提供しないし。
他になんかないんかい。
「……申し訳ありませんが、どのような形状をしているのか、もうちょっと具体的に言っていただきたいのですが」
「ああんなんだと? 普通わかるだろ! あれだよ! アイスをすくうときに丸くするあれだよ! ったくなんでわかんねえかなあ!」
わかんねえよ最初にアイスをすくうときに使うやつって言えよこのロン毛野郎。しかもそれを何に使うんだよ。お前は家でアイス食うとき、いちいちコーンに丸いアイスを乗せるのかよ。どんだけファンシーなんだよ。どんだけ夢見る少女なんだよ。
「……当店にはそのようなものは置いておりません。大変申し訳ございません」
「チッ! つっかえねえなあ! なんもねえのかこのコンビニは! どうしようもねえなあ!」
わざわざ店内に響くように叫びやがってこの野郎。そろそろキレそうだ。いや落ち着け俺。こんなことも我慢できないようじゃ、黒スーツの仕事をこなせる訳がないぞ。ここはとにかく耐えるんだ。
「あーもういいや。店長呼べ」
「……は?」
「あんたみたいなバイトじゃ話になんねーから。店長呼べよ。説教してやっから」
何を言い出してるんだこいつ。調子に乗りやがって。もう我慢できん。わざわざ店長を呼ぶまでもない。俺がなんとかしてやる。
「……店長はただ今、いきり立ったモノを鎮めております」
「はぁ? なに言ってんだ?」
「今店長をお呼びしますと、男女見境なく襲いかかってきますが、よろしいですか?」
「あ、ああん? ちょっと待てよ。なんだよその店長……いきり立ったモノってまさか……」
「店長は特に茶髪でロン毛の男性が好みのタイプですが、お呼びしてよろしいですか?」
「いやよろしいわけないだろ……というかやばいだろその店長! 大丈夫なのかこのコンビニ! やばすぎだろ!」
慌てふためく若者の元に、これまた茶髪のギャルっぽい女の子が駆け寄ってきた。
「カズヤーどうしたのー? 買い物終わったー?」
「い、いやもういい! おい、行くぞ!」
カズヤと呼ばれた若者は、逃げるように女の子を連れて飛び出ていった。
これでもうあいつは二度とこのコンビニに来ることはないだろう。別に店長はそんなド変態じゃないってのに。ふふっと軽く笑いを漏らすも、同時に俺はどこか空しさを感じていると、奥の部屋から店長が現れた。
「ああ、君。そろそろ休憩にいっていいよ」
「あ、はい……わかりました」
店長と交代し、俺は奥の休憩室の椅子に腰を掛ける。ごめん店長。
いったい俺は何をやっているのだろうか。バイトで嫌な客を追っ払っていい気になって。そんなことをするために上京してきたわけじゃない。本来の仕事である黒スーツの方も、所詮俺なんか下っ端サポート要員だ。緊急時に呼ばれても、誰かが壊した建造物の後片付けとか、周辺の住民にお詫びの品を届けるとか、そんなのばかりだ。活躍する機会などない。
もうここらが潮時なのだろうか。田舎へ帰って実家のオカリナ屋の後を継ごうかな、などと考えていたそのとき、プルルと俺の携帯が鳴り響く。どうやら上司からのようだ。こんな時間に珍しい。いったい何事だろうか。
「……もしもし……はい……はい……え? は、はい! 大丈夫です! はい! 問題無いです! はい! わかりました!」
やったぞ。黒スーツの重要な任務に、何やら俺が適任だと選ばれたらしい。日々欠かさず筋力トレーニングをこなしてきた甲斐があった。なぜか髪型を変えても問題無いかと聞かれたのがちょっと気になるが、これは願ってもないチャンスだ。ここで任務を見事にこなし、絶対に活躍してやる。俺のかっこいい姿を、伽夜お嬢様に見せてやるぞ。ウヒヒヒヒヒヒ。
まさかの下ネタ(?)&自分の作品をファウルぎりぎりでねじ込んで来た原田先生のゴールを狙う姿勢、
「夜来る」読者からイエローカードが出ていないといいのですが……。
「夜来るまで待って」はもちろん、「今日もオカリナを吹く予定はない」は、もっと可愛い女の子いっぱいの作品です。原田先生と黒スーツが気になったら書店へgo! ブブゼラ、ブォ~♪
そして次回、しんがりは、小木君人先生が登場です!
金曜日の更新をお楽しみに!!!
さあ、夢の街サンテレサへようこそ!
2010年06月21日
悪人どもにお仕置きを!
刑事の方法(コップクラフト)―――。
異世界少女の方法(ウィッチクラフト)―――。
後者でお仕置きされる悪人のほうがかなり運の良い奴という感じがしてしまうのは私だけでしょうか……。
超空間ゲートと共に太平洋上に突如出現した「夢の街」サンテレサ市。
ゲートの向こうに広がっていたのは未知なる魔法の異世界文明。
地球側の人類と、ゲートの向こうからやってくる異世界の民。
さまざまな民族が入り乱れる混沌都市。
その陰で次々と起こる特殊犯罪に挑む一人の日本人刑事と異世界少女。
大変長らくお待たせいたしました!
ポリスアクションライトノベル!
コップクラフト2 Dragnet Mirage Reloaded ついにできあがりました!
賀東招二先生による加筆修正によって生まれ変わった新生ティラナを今回も存分にお楽しみください!
もう、むちむちにかわいいです☆
村田蓮爾先生のイラスト、今回も抜群に素晴らしいです!
外国人おっさんキャラを期待なされている村田先生のコアファンの方もご満足いただける内容となっています!
(m)
アンソロの隙間に……
編集部☆です。
3人同時アンソロで盛り上がっている編集部ログですが、その隙間で
情報更新です。
ついに発売されました
『今日もオカリナを吹く予定はない 3』

目に見えない敵「死角」と、それを見ることのできる「見る目がある人」
そしてその気配を感じる「空気を読む」能力と死角を見るための「条件」
と、全編にちりばめられた凶器的切れ味のギャグ。
3回受賞作の中でも異彩を放つ
(と言っても他の方々も異彩を放ちまくりで極彩色みたいなことになっていますが)
異能力バトルコメディー、最新刊&堂々の完結です。
『邪神大沼』の川岸先生の手にかかると「実演販売」となってしまった二人の関係に
進展はあるのか?(もちろんアンソロは3巻本編とは無関係!)
原田源五郎先生は、ギャグを考えに考え抜きすぎて、3巻執筆時に第一稿を上げた夜、
なれないビールを空けて調子を崩してしまったほど、この作品に死角にではないですが
パワーを吸い取られてしまったそうです。
そんな作者のエネルギー(寿命?)が詰まった3巻、ギャグの切れ味!? とくとご覧ください!
また、原田先生の「夜が来るまで待って」のアンソロは水曜日公開です。
お楽しみに!
川岸殴魚先生が書く、「オカリナ」ワールドッ!
「第3回チキチキ新人作家アンソロバトル」一番手は、「邪神大沼」シリーズでライトノベル業界に怪気炎をはきつづけている川岸殴魚先生! おかげで最近息切れ気味! 走れない!
五感で感じたものすべてをお笑いに転化できるというその能力を使い、「オカリナ」を読者へキラーパスだ!
では、川岸先生どうぞ!
「邪神大沼」の作者、川岸殴魚です。今回は、原田源五郎先生の非正統派異能バトル「今日もオカリナを吹く予定はない」を魔改造させていただきました!
さて、僕は好きなキャラクターをコント仕立てにしたいというフェティッシュな欲望の持ち主なわけですが、そんな僕が「オカリナ」の中で好きなキャラと言えばもちろん井波!
ちょっとシュールでマイペース、そして小柄でツルペタ。そんなキャラにちょっとベタ目のコントをさせれば……イヒヒヒ……井波なのに逆に……グフフ……ゲヘッ!
ということでこんな感じにしてみました!
コントしてる女の子って可愛いですよねっ! でも異論は認める!
「オカリナ」読者の皆様、もし気に入っていただければ「邪神大沼」シリーズもよろしくお願いします!
「エビマヨ君と井波さんの一升瓶実演販売!」(著/川岸殴魚)
(著/原田源五郎)より
○商店街のアーケード(日曜日・昼)
人でごった返す商店街。行き交う人々の流れ。
シャッターの下りた店の前で井波とエビマヨが長机を出している。
長机には「実演販売! 職人特製一升瓶」と手書きされた紙が貼られている。
多数の人目にさらされて不安そうな表情のエビマヨ。
エビマヨ「(小声で)井波、やっぱりやらなきゃいけないのか?」
井波「一升瓶職人さんはね、今、大変なんだよ。跡継ぎだって見つからないんだから」
エビマヨ「それは以前聞いたけど……なんで俺たちが、せっかくの日曜日に一升瓶の実演販売などやらねばならんのだ」
井波「エビマヨ君は冷血感だね。この一升瓶のおかげで死角と戦えるんだよ。そして職人さんはあんまり一升瓶が売れないから毎日お酒を浴びるように飲んでるんだよ」
エビマヨ「それは身体が心配だね」
井波「そうなんだよ。毎日毎日、泣きながらフローズンダイキリを飲む日々だよ」
エビマヨ「案外オシャレな物飲んでるね。OLさんかよ」
井波「職人さんがなにを飲んでも自由でしょ!」
エビマヨ「自由だけど……一升瓶職人だから日本酒かなって……」
エビマヨはなおも食い下がろうとするが井波はエビマヨの言葉をすでに聞いていない。
商店街を行き交う買い物客に向かって声をかけ始める。
井波「皆さん。本日ご紹介させていただくのは、こちら、一升瓶です」
テーブルの上には一升瓶。その脇に小さなサンプラー。
井波が素早くサンプラーのボタンを押す。
それに呼応して「オオー!」と歓声のSEが流れる。
エビマヨ「……」
井波「エビマヨ君の番だよ」
エビマヨ「俺の番って?」
井波「ほら、商品を過剰なほどに褒めそやして」
エビマヨ「……す、すばらしいフォルムですね……注ぎ口から胴へ至るこの美しい曲線。ひと目でただの一升瓶ではないことがわかりますね!」
再びサンプラーのボタンを押す井波「ワハハハ」おばさんの笑い声が流れる。
エビマヨ「なぜ笑い声を流す!」
井波「これからご紹介するのはただの一升瓶ではありません。職人さんがひとつ、ひとつ丁寧に作った特別な一升瓶なのです」
井波、長机の下から新たに一升瓶を取り出す。
サンプラーから再び「オオー!」と歓声。
エビマヨ「そっちが職人手作りかよ! 普通の一升瓶褒めちゃったよ!」
長机に並ぶふたつの一升瓶。まったく同じで見分けがつかない。
井波「ほらっ、エビマヨ君の番だよ。褒めそやして!」
エビマヨ「な、なるほど、こうしてならべて見ると、はっきりわかりますね。やはり職人さんが作った一升瓶は重厚で美術的価値すら感じますね」
井波「さて、見た目ではまったく違いのわからないこの一升瓶ですが、触ってみれば違いは歴然なのです!」
交互に一升瓶を触る井波。うんうんとうなずいて違いを確認する。
エビマヨ「おい、井波……俺のこと嫌いか?」
井波「今は、ふたりの気持ちを確かめあってる場合じゃないんだよ。さあエビマヨ君も触って」
井波に促されて一升瓶を触り比べるエビマヨ。違いがわからず微妙な表情。
エビマヨ「……確かに、職人さんが作った特製の一升瓶は触り心地が違いますね。なんというか、滑らかで温かみを感じるというか……」
井波が再びサンプラーのボタンを押す。「ワハハハ」おばさんの笑い声が流れる。
エビマヨ「なぜ俺の時は笑い声なんだよ!」
井波「それはエビマヨ君がボケるから」
エビマヨ「ボケてない!」
井波はエビマヨとは目を合わせずに、粛々と進める。
井波、今度はコンクリートブロックを机の下から取り出す。
重そうに机の上へとブロックを置く。
井波「さあ、ボケてばっかりのエビマヨ君。これはなんでしょうか?」
エビマヨ「……ブロックだね」
井波「その通り! この丈夫そうなブロックに一升瓶を叩きつけるとどうなると思いますか?」
エビマヨ「……普通は割れるかな」
井波「エビマヨ君、賢い! そうですね。普通はガラスで出来た一升瓶は割れてしまうのです。でもこの職人さん特製一升瓶なら大丈夫! 逆にブロックが粉々に砕けちゃうんでーす」
井波、机の下から砕けたブロックを取り出し。机の上に上げる。
井波「はい。これが砕いた後のブロックです」
サンプラーから「オオー!」のSE。
エビマヨ「出来上がり登場! 実演しなくていいのかよ」
井波、エビマヨの言葉に耳を貸さない。今度はトマトを取り出す。
井波「続いては、このトマト。トマトって本当に切りにくいですよねー。でもこの特製一升瓶なら……」
井波がトマトに一升瓶を振りおろす。
グシャリ。
グシャリ。
鈍い音とともに無残につぶれるトマト。
その滴る汁を悲しそうに見つめるエビマヨ。
エビマヨ「井波。まったく切れてないんだけど……」
井波「はい。こちらが冷蔵庫で30分冷やしたものでーす」
井波が机の下からきれいに盛りつけられたサラダを取り出す。
エビマヨ「むしろ冷蔵庫すげえ! その冷蔵庫欲しいわ!」
井波「さらにこの油でベトベトの換気扇も」
井波、換気扇を取り出し、一升瓶でガンガン殴りつける。
エビマヨ「油汚れ関係ないから」
なおも一升瓶を換気扇に打ち付ける。
ファンが千切れ飛び完全に破壊される換気扇。
井波「そして、こちらが冷蔵庫で30分冷やしたものでーす」
さらにもうひとつサラダを取り出す井波。
エビマヨ「換気扇もサラダに! 冷蔵庫マジック!」
井波「……エビマヨ君、そろそろだよ」
エビマヨ「え?」
井波「説明終わったよ。なにか聞くことがあるよね」
エビマヨ「もしかして……あれ?」
井波「もちろん。あれだよ」
エビマヨ「…………でもお高いんでしょ?」
井波「と・こ・ろ・が、なんと今回はっ! 特別価格98,000円でご提供します!」
エビマヨ「本当にお高い!」
井波「しかもそれだけじゃありません。さらに今回ご購入いただけた方には特別にこちらの割れたブロックもおまけしちゃいまーす!」
エビマヨ「せめてサラダにしろよ!」
井波「もしくは壊れた換気扇と割れたブロックのセットでも購入可能でーす」
エビマヨ「一升瓶なしかよ! あの皆さん。この一升瓶本当に丈夫で、いざという時には頼りになる武器にもなるんです。詳しくは言えませんが、この一升瓶のおかげで皆さんの寿命が守られているんです! 職人さんが一生懸命、心を込めて作ってます。職人さんを助けると思ってお願いします」
商店街を行き交う人々に頭を下げるエビマヨ。
その様子を真剣な表情で見つめる井波。
井波がサンプラーに手を伸ばす。
「ワハハハ」おばさんの笑い声が流れる。
エビマヨ「いいかげんにしろ!」
テンション上がりぎみの川岸先生、パスが無回転っぽいカンジで変化してしまいましたが、無事届きましたでしょうか? 「オカリナ」はもちろん「邪神大沼」も、万人にオススメできる楽しい作品です! この笑いにピン!ときたら、書店へgo!! ブブゼラ、ブォ~♪
そして次回は、原田源五郎先生が登場です!
水曜日の更新をお楽しみに!!!
ガガガ文庫『俺棚』発進!!
2010年06月18日
編集部・湯浅です。
とうとう梅雨に入ってしまいましたねー。
でも、東京は妙に晴れ間があったりしてそういうときは
やたらと湿度が高くてムワッとして、熱帯の国に旅してるみたいな気分になります。
いかん。「ガ報」の編集後記状態になってしまった。脳を使わないで書いた文章に。
で、ニュースです!
秋葉原駅すぐそばの、ヨドバシAKIBAの7階、「有隣堂ヨドバシAKIBA店」さんに
行ってみてください! ただいま、ガガガ文庫の棚が大拡大中なのです。
ガガガ文庫の作家さんが「俺の大好きなこの小説を読め!」ということで、
お薦めの作品を熱いコメント付きで紹介してくれるという店頭企画『俺棚』
が始まったのです。
ガガガ文庫で活躍中の作家さんが交代で登場。
トップバッターは、浅井ラボ先生!!!
レーベル、ジャンルを問わず、選んでいただいた作品が15タイトル以上!
作品ごとの紹介コメントが熱いです!
なんとしても店頭で確かめてほしいです。
読みたくなります!
私、実際、浅井先生のコメントにやられてすでに2冊読んでしまいました!
約2か月交代でガガガ文庫の作家さんが次々に登場!
『俺棚』実施期間中、作家さんのサイン入りの本が手に入るチャンスも!
詳しくはお店「有隣堂ヨドバシAKIBA店」さんにお問い合わせください。
これは、しばらく通いつめるしかないですな!!

第3回チキチキ新人作家アンソロバトル!?
……。
かなり大雑把なフリで入ってスミマセン。
突然ですが、企画です!
知っていた人はかなりのガガガ通! 本日18日発売のガガガ文庫の新刊には、なんと、第3回ライトノベル大賞の受賞者5人のうち、3人の先生方が集結しているのです!
みんな仲良し、マイミクマイピクフォロワーな先生方は、編集者がその関係を勘ぐってしまうほどの自主性で、お互いの作品の短編をモニョモニョ書き合うという、アンソロ的な企画を立案!
本日その原稿を編集部に送りつけてきました!
自身の作品は、自分の分身も同然。読んでて恥ずかしくなったり、ムキになって喧嘩したり、むしろ俺をもっと見てくれ! 弄んでくれ! ……的な展開があったかどうかは知りませんが、なかなかよさげなこの短編、来週よりこのブログで公開していきます!
どの先生が、誰の作品の二次創作をするのかは、以下の通り!
『夜が来るまで待って2』の小木君人先生が、「邪神大沼」を!
『ほんのり変異!! 邪神大沼4』の川岸殴魚先生が、「今日もオカリナを吹く予定はない」を!
『今日もオカリナを吹く予定はない3』の原田源五郎先生が、「夜が来るまで待って」を!
それぞれ書き下ろしで執筆いただいています!!!!!
更新は、来週の月曜、水曜、金曜!
このスペシャルなコラボレーション、期待してお待ちください!
渡 航先生、鮎川 歩先生には、ひとりアンソロしていただきたいなぁとか思う、(ぐ)でした。
いばらの呪い師

つづけて編集部山田です。
第4回小学館ライトノベル大賞で審査員特別賞(ゲスト審査員は竜騎士07先生!)を受賞し、
この作品でデビューする大谷久先生の『いばらの呪い師 病葉兄妹 対 怪人三日月卿』です!
竜騎士先生の選評はこちらです。
ご意見うけまして改稿を重ね、こうして刊行に至りました。
「大谷久」は「おおたにひさ」、「呪い師」は「まじないし」、「病葉兄妹」は「わくらばきょうだい」と読みますので、以後お見知りおきを!
内容的には和モノでバトルもので兄妹愛!(性的な意味で…かどうかは読んでご確認ください!!!笑)
夜が来るまで待って2

一か月経つのが早すぎる!
…そんな個人的な感慨はさておき(しかもなんのフリでもない)。
いつもガガガ文庫お読みいただきありがとうございます。編集部山田です。
6月刊の発売日になりました!
小木君人先生の『夜が来るまで待って(2)』を紹介します。
今回は御月という魔法少女系の(たぶん…)猫っぽい新キャラが登場。
ハルハ、伽夜、鷹兎の三角関係が四角関係になってしまいます!!
そしてラ・マンという完全に出オチな敵(読んでのお楽しみ!)と戦います。
見た目はアレですが強敵です。
そしてそして、なにより鷹兎と伽夜の関係の進展に注目です!!!
ここガ知りたい! ガガガ特捜部~編集部ログ編~
今月もガ報6月刊[ここガ知りたい! ガガガ特捜部]に載せきれなかった先生方の回答を編集部ログにて掲載します!!
今回、質問を送ってくれたのは、山口県にお住まいの、みぃささん17歳。
質問を送ってくれて、ありがとうございます!
今回の質問はコレっ!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
私の家では、朝のトイレは鍵をかけてはいけないという決まり事があります……。先生方の家でも、我が家の決まり事みたいなものありましたか??
それでは先生方(※敬称略)からの回答をご覧ください。どうぞ!!!!!!!
日日日
ご飯を食べてるときはTVを見ない。馬鹿になるから。ゲームは一日三十分。それ以上やると馬鹿になる。みたいな掟を真面目に守りつづけたのに、どうして僕は馬鹿になってしまったのでしょうか(聞かれても)。
浅井ラボ
私制専制国家による一党独裁政治なのですが、武装した反政府猫が従う兆しはありません。
鮎川 歩
台所でGを見つけたら確実にその場で仕留め、死骸を処分しなければならない。という決まりがありました。
荒川 工
「モテるな」という家訓に従い、粛々とモテずに生きてきました。本当です。家訓だったんです。モテようと思えば楽勝です。嘘です。
新木 伸
出かけたときに使ったお金はすべて記録すること。1円単位で合わないと「おしおき」です。ぴったり合えば「笑顔」です。湯沸かしポットのお湯は常に満タンにしておくこと。ちょっとでも減っていると「おしおき」です。
犬村小六
クリスマス前には、近所のボロアパートの給水タンクにむかって欲しいプレゼント名を叫ぶ。父に「サンタはあのなかに住んでいる」と教わっていたのです。
一柳 凪
決まり事をつくらないこと。
大泉りか
家の中を裸(下着姿含む)でウロつかないこと。でもたまに酔っ払うと裸で外をウロつ……。
香月紗江子
トイレのフタは必ず閉めろといわれていたくらいですかねえ。
仮名堂アレ
決まり事というよりは習慣法なのですが、自分の家では駐車場が玄関よりも裏口のほうに近いため、家の出入りはもっぱら裏口を使っています。ここ5年くらいの間でも私が玄関を用いたことはおそらく十回にも満たないと思います。べつに使っちゃいけないわけでもないんですけどね。
川岸殴魚
小学校の頃、歯磨きをする時、歯磨き粉を使わないとの習わしがありました。今考えると謎です。
神崎紫電
食事をしているときテレビを見ないとかでしょうか。普通すぎてつまらないですね。
陸 凡鳥
小学生の頃、真似して暴れるからと、バトル系のアニメは見せてもらえなかった。ただ、聖闘士○矢だけは見てもよかった。おそらく主人公サイドが美形揃いだったからだろうと分析している。結局顔か。
小木君人
「テーブルの上に乗らないこと」「生ゴミをあさらないこと」「じゅうたんで爪を研がないこと」……ってそれは我が家の猫専用ルールでした。ちなみに「尻尾に触らないこと」という人間専用ルールもあります。違反すると咬みつきの刑が待っています。
桜 こう
失踪癖のあった父。一か月以上帰ってこないと、家の外では〝父は海外出張〟と言う決まりになってました……。
Jさいろー
新しい靴をおろすのが午後だったら、靴の裏に墨で印をつける風習がありました。夜に新しい靴を履いて出かけると不幸が起きるっていう昔のジンクスが残っているのです。
樺山三英
実家にいた頃、毎日牛乳を1パック飲まされてた。なぜか今も飲んでる。習慣って恐ろしい…。
武田無我(ストーリーライダーズ)
我が家の決まりですか……そうですね、決まりではありませんが、長野県出身なので、食卓に平気でイナゴや蜂の子の佃煮が並んでましたが、これはやっぱ普通じゃないみたいですね……。とても美味しいのに・・・。
ツカサ
冷房の設定温度を27度より下げないことでしょうか。うちは冷え性が多いのです。
築地俊彦
ネコが一番偉い。
中里 十
妻と私のどちらかが外出中の夜には、玄関の明かりをつけておきます。
はせがわみやび
つらつら思い返してみたのですが、決まり事って特にないかも。ものすごく平凡ですが、お彼岸には必ずお墓参りに行く、くらいかなぁ。
羽谷ユウスケ
シチューはおかず。
原田源五郎
ゲームのセーブデータは兄が一番上を使い、僕は二番目を使うという決まり事が当時ありました。悲しいことに、いつまでも次男は長男に逆らえません。
深見 真
家族の前では、過激なアクション映画や残酷すぎるホラーは観ちゃいけないってことでしょうか。
古川 耕
思春期の頃、実家ではパンツとタンクトップを父・兄・私とで共有するというのがなぜか自然なルールとなっていました。可能なるコミュニズム!
三上康明
ご期待に沿えず申し訳ないのですが、我が家は決まりなどまったくない、力がすべてを支配する、ぺんぺん草一本生えないような無法地帯でした。
水市 恵
「家にかかってくる電話は母がとる」というのが暗黙のルールです。他の家族は全員携帯電話を持っているので、固定電話は母しか使いません。電話が鳴っても他の者は出ず、遠くから母が駆けつけるのを待ちます。それで鍛えられているせいか、母の瞬発力には油断ならないものがあります。
瑞智士記
親が厳しかったこともあり、家では視聴できるTV番組が極端に限られていました。小学生の頃なんて、「あいつの家ではNHKと『サザエさん』しか観られないらしい」などと、陰口を叩かれていた始末(涙)。一応、『ドラゴンボール』は辛うじて許されていたのですが、同級生が熱心に観ていたバラエティ番組や歌番組なんかは完全にNGでした。もっとも、おかげで読書をする時間が増えたので、親には感謝しています。
本岡冬成
ちょうど、母が実家から遊びに来ていて隣にいますので、代わりに答えてもらいました。「そりゃあもちろん、挨拶をちゃんとすることよ。それとねぇ、時間はちゃんと守らんといけんけぇね」とのことじゃわ。あ、つい広島弁出てしまった。
山川 進
トマトは砂糖をつけて食べます。……塩?いやいやトマトに塩なんてありえないでしょ。
ゆずはらとしゆき
決まり事を決めても誰も守らないため、必ずケンカになります。なので、決まり事を決めたら最後は病院行きというのが決まり事ですね。
渡 航
「男が泣いていいのは親が死んだときだけ」あまりにもかっこいい決まりごとだったので、思い出しては感動して泣いていました。
――先生方の家での決まり事がユニークで実に面白かったです。お聞かせ頂きありがとうございました!! それではまた来月もお楽しみに!!
GAGAGA WIRE を更新しました
ガガ文庫編集部(ミ)です。
ガガガ文庫公式サイト「GAGAGA WIRE」を更新しました!

「新刊情報」に6月新刊の試し読みリンクなどを更新しました!
http://www.gagaga-lululu.jp/gagaga/newrelease/
「刊行予定」の7月刊・8月刊情報を更新しました!
http://www.gagaga-lululu.jp/gagaga/release/
『活字倶楽部』2010年春号、犬村小六先生インタビュー
2010年06月01日
本日、GAGAGAWIRE更新されました!
書影も掲載されて、トップページも賑やか!
いい感じですね!
いくつか情報も更新されていますが、『とある飛空士への追憶』のアニメ映画化情報、『とある飛空士への恋歌』の続刊情報など期待されている読者のみなさま、すみません!
どちらも、ご期待に添えるよう鋭意進行中ですので、いま少し情報出しお待ちいただければと思います。
……と、そこでタイトルの話になるのですがっ!
現在発売中の『活字倶楽部』2010年春号(雑草社・刊)に、犬村小六先生の初インタビューが掲載されています!
飛空士シリーズについて、かなり突っ込んだ話をされていますので、ご興味のあるかたは、是非!!
また、先月めでたく創刊一周年をむかえた『月刊少年サンデー(ゲッサン)』にて好評連載中のコミカライズ。こちらのコミックス2巻も、6月11日ごろ発売です! 6月号のファナにもドキドキですが、コミックスのファナにもドキドキですよ!! 是非お求めください!
実はひそかに、2巻のオマケマンガを楽しみにしている。(ぐ)でした。
GAGAGA WIRE を更新しました
ガガガ文庫編集部(ミ)です。
ガガガ文庫公式サイト「GAGAGA WIRE」を更新しました!

トップページを更新しました!
http://www.gagaga-lululu.jp/gagaga/
6月刊のあらすじとキャラクター紹介、7月刊情報を更新しました。
http://www.gagaga-lululu.jp/gagaga/release/
「インフォメーション」の情報を追加しました!
http://www.gagaga-lululu.jp/gagaga/information/



