水市×小木対談3
2009年06月25日
山田です。対談の第三回おおくりします。これで完結(?)です。
水市: ヒロイン候補以外では、鋼一を見守る(?)不思議な存在、マキエルがいますね。体長二十センチくらいとのこと。携帯ゲームをするシーンがありますが、ボタンを押すのが大変そうですね? ダンレボみたいな感じになりそう。もしくはツイスターゲーム(笑)。
小木: 言われてみると確かに大変そうですね(笑)。マキエルがやっていたのはRPGでしたから、なんとかなったんでしょう。あ、今思いつきました。きっと尻尾を使っていたんですよ。うん、そうに違いない。
水市: 作中で明かされなかった事実が、思わぬ形で明らかになったなぁ(笑)。そういえば、尻尾があったんですね。人間離れしているのに、親しみやすいキャラでした。
小木: そうですか~。そう言っていただけると嬉しいです。
僕自身、書き進めていくうちにどんどんマキエルが可愛くなってきてですね、マキエルは一応男の子のつもりで書いたのですが、もし女の子にしたら、第四のヒロインとして成立しそうなぐらい愛情こもってます。
もちろん、「男の子でもOKだぜ!」という方がいたら、そのままいっちゃってもらって構いませんけど。僕もそういうの、嫌いじゃないですし(笑)。
水市: おっと、BLですか!? これは意外な展開になってきた! 水市の守備範囲の外になりますが、今後の小木先生からますます目が離せません!(色んな意味で!)
でも、こうしてみると、どのキャラも温かい雰囲気で、『その彼』には悪役らしい悪役、ラスボスっぽい人がいませんね。
小木: そうですね。敢えて言うなら、「倒すべき、乗り越えるべき敵は、自分」みたいな。すみません、ちょっとかっこいいこと言ってみました(笑)。
水市: いや、おっしゃる通りの作品でしたね。主人公の鋼一は爆死の運命から逃れるために、奇跡の欠片を集めると同時に、常に自分自身と真剣に向き合っていました。鋼一の奮闘の結末、このラストシーンは是非とも多くの方にご覧頂きたいです。
最後に小木さんにお尋ねします。『その日彼は死なずにすむか?』で、読者の皆さんにどんな気持ちになってもらいたいですか?
小木: そうですね、たとえば読者の方々が人生の壁にぶつかって、「これを乗り越えるにはかなりの勇気が必要だ」ってなったときに、この作品がほんのわずかでも足がかりになってくれたら嬉しいですね。
僕が生まれて初めて女性にラブレターを送ったのは、某ラブコメ漫画を読んで、それに影響されたからなんです。結果は振られましたけど、「自分にも、あの主人公と同じことができたんだ」って、それだけでなんというか、誇らしかったですね。
この作品が読者の方々の勇気のきっかけになってくれたら、書いた僕も幸せです。
水市: 良いですねー。まさにその通りの作品になってると思います。水市も「思い切ってやってみよう」って気持ちを後押しされた気がします。
このエントリーのトラックバックURL:
http://ga3.gagaga-lululu.jp/mt/mt-tb.cgi/243



