選考委員の仲俣暁生さん

2006年06月20日

編集部Yです。
先日、仲俣暁生さんとお会いして、食事をしました。
ガガガ文庫の未来について、
たくさんのことをお話ししましたが、
仲俣さんの言葉は、とにかくわかりやすくて、
すごく刺激的です。
            
「バンドにしても、お笑い芸人にしても、
アマチュアの時から、お客の前で、
パフォーマンスするでしょう」
     
その通りです。
      
「でも、小説に限って、書くときは一人だから、
お客の存在が、完全に頭から抜けちゃうんだよね」
       
ああ! すごいでしょう?
ここまで聞いただけで、いろんなことを思いました。
まず、(特に若者の)表現の形式として
「バンド」「お笑い」「小説」を
並列に並べてしまうところが、さわやか!
そして、「アマチュア」だって、
受け手を意識せざるを得ないんだということ。
「聴き手」の目と耳をビリビリ感じながら、
怖々と、でも、聴き手に負けないように、
「俺の出す音に説得されてくれー!!」
と念じながら、ギターの音を出す。
これは、バンドをやっている人ならば、
プロだろうが、アマチュアだろうが、
一緒だということなんですよね。
それは、たしかに当たり前。
でも、小説だって、同じだろ?と。
       
「アマチュアの表現者が存在しないジャンルは、衰退する。
小説だって、スポーツなんかと同じです。
小説は、もっとアマチュアに開放されるべきですよ」
        
明日、また、仲俣さんにお会いします。
どんな話が飛び出すか、とても、楽しみです。

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